充実した日々が思い出になる

テレビの刑事ドラマで、担当刑事が容疑者のアリバイを問いただす場面がよくあります。何月何日の何時ごろ何をしていた、というのがお決まりのセリフです。普通、1週間や2週間前の特定の時間のことは誰も覚えていないのではないでしょうか。三日前のお昼に何を食べたか思い出すのも大変だという人が多いそうです。人の記憶というのは、得てしてあやふやなものだといわれていますが、実際その通りでしょう。しかし生きていると、いろんな記憶や思い出が残っていきます。脳内の記憶のページに少しずつ貯められていくのでしょう。しかし、同時に膨大な記憶の中から少しずつ消え去っていくものもあります。記憶力のいい人と悪い人の違いは、こんなところに表れるのかもしれませんね。さて、そんな記憶の中には、いい想い出や悪い思い出、あるいは辛かった思い出や楽しい思い出といろんな引き出しがあるはずです。しかし、現実のクローゼットやデスクと異なり、これらの想い出は、それぞれ別々の引き出しに収まっているのではなく、微妙に絡み合っているといえます。辛い思い出だけれど楽しかったといった記憶もあるのではないでしょうか。今思い返せばいい思い出です、というのもよく聞くセリフです。実際に経験している真っ最中は苦しくても、最後までやり遂げたという達成感があれば、あとで思い返す時には楽しい思い出になるかもしれません。その瞬間どれだけ頑張ったか、充実した時間を過ごしたかということと、きっと関係があるのでしょう。そう考えると、ここが大事だと思える時には、少しくらい苦しくても思い切り頑張ることが必要といえるのかもしれませんね。その頑張った記憶はあなたの人生の中でとても良い思い出となるでしょう。

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